みなさんがこのページを見るのに使っているのはブラウザというソフトですが、
同じインターネットでも、NGを見るためには別途ニュースリーダというソフトが必要になります。
まず、ニュースリーダを手に入れてインストールしましょう。多くの優秀なソフトがフリーウェアやシェアウェアとして公開されています。
ニュースリーダには、オンライン・ニュースリーダと、オフライン・ニュースリーダがあります。
オンラインは、記事を探したりするときも常にサーバーに接続し続けなければなりませんが、
オフラインは記事名を先にダウンロードして接続を切り、めぼしい記事を見つけた後で再び接続するといったことができます。
従量制プロバイダや、テレホーダイに加入していない場合など、接続時間を節約したい人はオフラインのニュースリーダを手に入れてください。
このページでは、使い勝手や機能に優れるオフラインニュースリーダ「Microsoft InternetNews / Outlook Express」と、多くのOSに移植されているオンラインニュースリーダ「NetscapeNews」について説明します。
なお、一応の比較表を書いておきますので、ご自分の環境にあった物をお使いください。
ソフト名 | Internet News/Outlook Express | Netscape News |
発行元 | Microsoft | Netscape |
形態 | オフライン | オンライン |
対応OS | Windows95、Macintosh | Windows 3.1、Windows95、Macintosh、Unix |
ブラウザ | Internet Exporer(INは3.0、OEは4.0) | Netscape Navigator |
備考 | Internet Exporer をインストールする必要がある | Netscape Navigatorに同梱されている |
特徴 | まとめてダウンロードしておいて、あとでゆっくり 見ることが出来る。INのみ、投稿時はMessage-IDに注意。 |
対応OSが多い。分割記事を復元できない。 画面が狭いと使いにくい |
ニュースサーバ
ニュースサーバは、
サーバによって読めるグループの数や種類に違いがある
プロバイダのサーバは、まずサーバそのものがあるかどうか確認し、アドレスを調べてください。
現在、猥褻関連で警察とのトラブルを避けるため、かなりのプロバイダがアダルト系のニュースグループのフィードをやめているのが現状です。
参考)「各プロバイダのフィード状況調査」「ニュースサーバベンチマーク」
オープン・ニュースサーバは無料で利用できるニュースサーバで、数も比較的多いのですが、アダルト系のニュースグループをフィードすることでトラブルが発生した外国のプロバイダなどもあり、最近はそれを恐れてかフィード数の大きいところは数が減少しつつあります。
そしてなにより、オープンサーバを使うコツのうち最も重要なことは、「他人に教えない」です。
上記のような理由で、アダルト系の読めるオープンサーバは貴重であり、人気が高いものです。
これはつまり、同じようなサーバを求めている人が多数いることにほかなりません。
過剰な需要(見たい人)と少ない供給(サーバの存在)は、当然1つのサーバへ多くの人が群がる結果につながります。
上記の理由により、オープンサーバの具体的なアドレスは、ご自分で調べてください。私に「○○というグループを見たいのだけどいいサーバないですか」という質問をしてくるかたがいらっしゃいますが、お答えできませんのでご了承ください。
契約ニュースサーバとは、プロバイダと同じく接続料を取るニュースサーバです。数はそう多くないようですが、アメリカなどではいくつか有名なところがあります。
オープンサーバと違ってこちらは商売ですから、ある日突然アクセスできなくなると言うようなことはありません。また、それなりに機器に金をかけているところもあり、速度的にもオープンサーバよりは有利です。
ただし、ネットワーク的距離(経由の多さなど)により、元は速くても途中で吸収されてしまうこともありますので、その辺はよく吟味してから契約してください。
契約サーバは米Yahoo!などで、検索するとリストページが多く出てくるので、それらを参考に選ぶと良いでしょう。
が利用できます。
たとえば、そのサーバがAというグループを読める場合、そのプロバイダのニュースサーバは「Aをフィードしている」といいます。ニュース関連ではよく出てくる単語なので、覚えておいてください。
プロバイダの接続ガイドなどに載っていますが、多くの場合は、プロバイダのドメイン名の頭に「news.」をつけたものが多いようです。(「news.xxx.or.jp」など)。
無い場合は、有料の契約サーバや、無料のオープンニュースサーバを利用することになります。これについては後ほど記述します。
それでも、フィードしているところもありますので、情報を集めてからプロバイダと契約するのも手です。
速度面から見てもプロバイダのニュースサーバは圧倒的に有利です。何しろ、自分が接続しているサーバからもっとも近いサーバになるわけですから、当然でしょう。
また、アダルト関係をはじめからフィードしていないところも多く、気に入ったサーバを探すためには多くの時間を費やすことになると思います。
さらに、オープン・ニュースサーバはアクセス数が多かったり、遠かったりするため速度が遅いことがよくあります。無料ですから、多少はしかたないです。
目的の画像データ等はバイナリデータですので保存に非常に多くの容量が必要となり、そのためサーバーに記事が残っている(スプールされている)日数が短いことが多いです。
そのほかにも、投稿できないサーバが多いことや、ある日突然サーバにアクセスできなくなったりすることがあるのが特徴です。
親切心から他人に教えて、その人がまた教えて、を繰り返すうちに、アクセス数は一気に増え、サーバはすぐに使えなくなります。
教えたあなたが使えなくなるだけならまだしも、ほかに利用していた人まで使えなくなってしまうのです。
オープンサーバの扱いはくれぐれも気をつけましょう。
今回、みすてぃさんのご厚意により、「有料サーバの比較」を転載させていただくことになりました。この場を借りてお礼申し上げます。
最近、ようやく日本にも有料ニュースサーバができました。サポートが日本語で受けられますし、速度的にも有利なはずです。詳しくはリンクコーナーをご覧ください.