「ニュースサーバの素」
INNはインストールの仕方に癖があって、初心者には敷居が高いので、とりあえず導入するためのセットを作成してみました。
ただし、「OSも」というわけにはいきませんので、それについてはご自分で用意していただく必要があります。
基本的にはFreeBSDを想定していますが、Linuxでも多分インストールはできると思います(入っているパッケージ次第)。
動作確認済みOS
FreeBSD 4.8
FreeBSD 5.1 (Perl distribution必須)
RedHat Linux 9
安定性の観点から、FreeBSD 4.8の方をお勧めします。
OSのISOイメージはこちらから。
同梱されているもの
INN 2.4.0
Suck 4.3.2
注意点
- すでに稼動しているサーバにインストールする際は、バックアップを取るなど十分な準備を行ってください。
このセットを使用してサーバがおかしくなっても責任はもてません。
- すでにINNがインストールされている場合は、使用しないでください。
- インストール完了後、インストールスクリプトを再度実行すると、設定が上書きされます。
- FreeBSD以外のOSにインストールするときは、OS起動時の実行スクリプトは自分で記述して下さい。(Linuxの場合、rc.localなど)
使用方法
- ダウンロードしたisoイメージを、CD-Rで焼きます。
- 焼いたCD-RをOSからマウントします。
- rootになって、CDの中の「install.sh」を実行します。
- 出来上がります。
- Suckを使う人は、同じく「makegetnews.sh」を実行します。
- FreeBSDの場合は、システムを再起動するか、rootで「/usr/local/etc/rc.d/inn.sh start」を実行します。
仕様
- INN本体とデータは「/news」に、Suckの本体は「/usr/local/bin」にインストールされます。
- INNとSuckを、とりあえず動作する設定でコンパイルし、インストールします。
- FreeBSDでは、OS起動時に自動的にINNがスタートするようにスクリプトが設定されます。
- デフォルトでは、192.168.1.0/24からの接続を受け付けるようになっています。
- とりあえず、うちのニュースサーバ(newsfeed.artin.nu)と、相互フィードできる設定になっています。
- crontabに、「news.daily」(定期実行する必要があるスクリプト)と、「nntpsend」(ニュースのフィード)が登録されます。
- Suckの設定(makegetnews.sh)を行った場合は、crontabにニュースのダウンロードスクリプトが登録されます。
その他
- 接続を受け付けるネットワークを変更したい場合は、「/news/etc/readers.conf」の最後のほうにある「192.168.1.0/24」を変更します。
ダウンロード
上記をすべて読んだ上で、ダウンロードしてください。
newsinstall.iso (約2MB)