alt.freedom.jbpe.* ルール (説明版)
English version is here
  1. 序文

    このルールは、alt.freedom.jbpe*(以下、afj*)すべてのグループにおいて適用されるもので、参加者全員の義務です。 これを守れない人は、投稿に関して一切の権利を保障しません。
    なお、このローカルルールは、後述する手段と手続きに基づいて改正することができます。これを参加者全員の権利とします。

  2. 一般的ルール

    一般的に、どこのニュースグループでも禁止されている事項です。

    次の項目を良心と一般道徳に基づいて参加者への義務とします。

    上記条文に違反する記事に関しては第三者による記事のキャンセルを行う場合があります。

  3. 特殊ルール

    このグループのみに通用するルールです。
    普通、どのニュースグループにも通用するルールしか明記されないのが一般的な憲章ですが、afjでは目的意識をはっきりし、 それに特化したルールを持っています。それがこの「特殊ルール」ですが、ほかではまず見られないような内容が明記されて いるのが特徴です。

    以下の内容について、グループ運用上の必然性に基づいて参加者への義務とします。

    クロスポストの禁止  
    無駄なネットワーク・トラフィックを防止するため、afj*内外を問わず、複数の グループとのクロスポストを禁止します。ただし、ディスカッションの周知など を目的とした、テキストのクロスポストを除きます。

    上の理由のほかにも、クロスポストすることによって、SPAM目的の人を呼び込むのを防止できます。
    また、クロスポストされた記事が、この特殊ルールに違反する記事だった場合でも、ほかのグループでは違反にならない場合 などは、記事のキャンセルの是非などがややこしくなることも考えられます。

    商業目的の投稿禁止
    販売、宣伝などの商業目的の投稿を禁止します。また、鼠講もこれに含みます。
    これに違反する記事は、第三者によってキャンセルされる可能性があります。

    このルールを適用すれば、SPAMを退治することができます。 また、ニュースグループ経由で起こるトラブル(詐欺、鼠講など)を防止することも可能です。

    動画ファイルの投稿禁止  
    巨大な記事の投稿は、ネットワーク・トラフィックを増大させ、記事の配信漏れ を引き起こすばかりでなく、分割投稿による視認性の悪化などを引き起こします。 したがって、動画・音声ファイルの投稿を禁止します。
    これに違反する記事は、第三者によってキャンセルされる可能性があります。 ただし、投稿される記事が、サイズに関する条文に違反しない場合は、これをこ のルール対象外とします。

    動画ファイルは分割投稿されることがほとんどですが、そのパーツ数が非常に多くなりがちです。その結果、 たった一つの記事が配信漏れになるだけで復元できなくなりますし、興味がない人にとっては非常に邪魔な 存在です。復元できない記事はごみ同様ですから、デメリットの方が多いといえるでしょう。

    画像に対する修正について
    日本国内において投稿する場合は、投稿する画像について日本の法律が適用されま す。したがって、投稿者が必要と判断した場合は、画像に修正を加えてください。
    修正の有無、種類は投稿者の責任において自由とし、これに対する質問・それに対 する応答もまた自由とします。
    ただし、画像投稿者本人が同じ記事または同じスレッド(ただし、画像の投稿と同 時であること)において「修正に関する質問禁止」を明示した場合は、これに従い その記事に対する質問・応答を禁止します。
    これに違反する記事に関して、画像投稿者によるキャンセルを権利としてみとめま す。ただし、この権利を行使した場合は、その旨を同じスレッドにおいて報告して ください。 
    (補足)
    このルールはafj*にのみ適用されるので、afj*以外のグループまたはメディアにお いて発生した質問、応答に関しては画像投稿者の一切の権利は保障しません。
    また、質問の記事より後に宣言された「質問禁止」は無効とします。

    japan.*で起こったマスク論争を踏まえたルールです。
    たとえマスクに関する質問を一切禁止にしても、質問する人は跡を絶たないようです。しかも、 質問をしてはいけないというルールが明文化されていなかったjapan.*では、質問を咎める人々と 質問したい人々との間に確執が生まれ、誹謗中傷などを含む大きな論争にすらなりました。
    そこで、afjではマスクに関しては一切を自由として、質問投稿などによるトラブルをなくす一方、 投稿者を保護するため、投稿者本人に質問投稿の禁止とキャンセルをする権利を与えています。

    記事のサイズに関して
    afj*に投稿できる記事のサイズには、ネットワーク・トラフィックを軽減するため上限が設定されています。

    ・その日の投稿ファイル数が30ファイル以下の場合、512KBまで。
    ・その日の投稿ファイル数が31ファイル以上の場合、256KBまで。

    なお、分割された記事に関しては、分割前のサイズをこの条文の 適用対象とします。ただし、一般的な画像サイズを考慮し、128KB以下を推奨します。
    この条文に違反する場合は、第三者によってキャンセルされることがあります。
    ただし、第三者によるキャンセルの場合は、その旨を報告してください。

    巨大な記事を投稿するということは、それだけトラフィックを増やし、配信漏れを引き起こす原因にもなります。 結果、リポストの繰り返しとそれによる配信漏れの増加で、悪循環が生まれてしまいます。
    このルールによって、ある程度記事のサイズにも気を配るようになれば、配信漏れも減っていくことでしょう。

    また、サーバによっては記事のサイズによって配送を拒否する設定(フィルタ)がなされている場合があります。
    それらを回避するためには分割して投稿する必要がありますが、分割投稿は配信漏れが起きた場合に無駄が多く、かつ 初心者、あるいは環境によっては復元にスキルが要求されます。従って、極力分割が必要にならないよう、記事を小さ くする努力をして下さい。

    投稿記事数について  
    afj*において、画像を投稿する場合は、1日60通までを目安としてください。
    オーバーしたからといって、キャンセルすることはありませんが、あまり多く投稿す ると、ネットワーク・トラフィックを増大させます。参加者の協力をお願いします。

    たとえ記事のサイズが小さくても、数多く投稿すれば結果的に大きい記事と同じです。
    あくまで目安とされているのは、62通投稿するために2日に分けなければならないのは、逆に非効率的であるからです。
    多少のオーバーは認めるという柔軟性を持たせるための「目安」です。

    匿名投稿について
    一般ルールおよび特殊ルールに違反しない限り、ペンネームの使用、偽アドレスの使 用に関してはこれを投稿者の自由とします。ただし、これは投稿に関する責任の放棄 を認めるものではありません。

    japan.*では、RFCの書式をたてに、一切の偽アドレスを認めずロボットでキャンセルするという行為までが行われています。
    が、アダルト系グループはメールアドレス集めの標的にされやすく、SPAMメールを増やす温床にもなっています。
    そこで、偽アドレスの使用を認め、投稿者に自衛手段を与えています。

  4. 記事のキャンセルについて

    3の特殊ルールにおいて、違反する記事のキャンセルが明言されているものに関して は、その条文にしたがって第三者キャンセルを行う場合があります。

    これが、afjルールでもっとも特徴的な内容でしょう。一般的には、キャンセルは検閲行為にも近いため、記事の保存が義務づ けられていたりします。
    afjではそれらの義務は存在しませんが、それだけに、記事のキャンセルは慎重に行ってください。一般的には、直ちにキャン セルするのではなく、警告を与えて投稿者本人にキャンセルさせたほうが、トラブルにもなりにくいでしょうし、第三者によるキャ ンセルを行わずにすみます。
    また、キャンセルに際して報告しなければならないものがあることに注意して、忘れないようにしてください。

  5. 著作権、および画像の転載について

    基本的に著作権は画像の元の製作者にあります。ただし、これにスキャンを含みません。
    画像を投稿する際は、著作権に十分留意して行ってください。
    基本的に、投稿者が著作権を持つ画像以外は、一切の権利を主張できません。したがっ て、リポストの禁止等を主張できません。
    また、日本国内でWEB、FTP、ML等を通じて流通しているオリジナル画像を著作権保持者 に断りなく転載すること禁止します。

    よく、本からスキャンして投稿した人が、自分がスキャンしたものを勝手に投稿するな、と主張している場合がありますが、 よく考えればおかしな話です。法的に考えても、スキャンした人には罪こそあっても権利は何ら発生しないでしょう。
    ですから、スキャンした人の労力は認めますが、権利は認めないということです。

  6. 投稿の責任について

    記事の投稿に関して、その一切の責任に関しては投稿者のものとします。
    したがって、記事投稿によって発生した被害、損害は投稿者の責任とします。
    ただし、自己責任とはいえ、このルールに違反すること、日本の法律に違反することは できません。

    匿名投稿を認めているため、責任のはっきりさせるための条文です。
    この条文が指しているのは、匿名投稿だからといって、その責任が失われることはない、ということです。
    犯罪がらみで警察が調べる時など、多くの場合はプロバイダのログを調べることによって追跡は可能です。
    したがって、責任逃れのための匿名投稿はafjでは成り立ちません。

  7. このルールの改正について

    このルールは、以下の手順に従って、改正することができます。

    参加者すべての権利です。提案を行うことに関して、一切の資格等は必要ありません。
    ただし、私的理由で勝手に改正できないよう、議論期間と採決が必要になります。

    1. 改正提案と会議期間
      新規に付け加えたい条文、または改正したい条文とその改正内容を挙げ、改正を提案してください。提案から最低3日間の議論期間を置きます。
      もし、この間に提案内容を変える場合は、旧提案を破棄した上で、変更後の提案を新たな提案としてください。なお、変更による再提案も新たな提案同様、再提案日から3日間の議論期間を置きます。
      なお、当初の会議期間を延長する場合は提案者が会議の延長とその日数を宣言してください。ただし、一度宣言した期間は短縮できません。

      例)
       現在、afjルールでは「1記事あたりの最大サイズは256KB」になっていますが、トラフィック防止のためにはこれでも大きすぎるので、  推奨されている「128KB以下」を最大サイズにすることを提案します。

       改正対象:「特殊ルール」の「記事の最大サイズについて」
       改正内容:記事の最大サイズを256KBから128KBにする。
       提案日:1998年xx月xx日
       議論期間:3日間

      なお、採決の際、採票者になってくれる人を募集します。
      やってもいいという人は、この記事にレスをお願いします。

    2. 改正の採決
      提案の会議期間が終了したら、提案者は採決を取ることができます。
      ただし、会議期間終了から3日過ぎても採決が行われない場合は、提案を破棄したものとします。
      採決に関する方法は後述の採決方法に従います。
      ただし、議論期間終了の時点で、採票者が決まっていない場合は、採票者の募集開始を採決の開始とし、提案の破棄とはみなしません。

      採決の例は、採決の項を参照してください。

    3. 改正手続き
      採決によって、可決が決定した場合、提案者はafj代表者に改正を要請してください。
      なお、afj代表者に関しては、後述します。

      提案に関して、賛成が多ければ改正できます。
      その時点でのafj代表者に、メールを出すといいでしょう。
      afj代表者は、要請を受けて改正内容をこのルールに反映させます。

  8. 採決について

    このグループ内において、正式に採決を取るには以下の手続きを取ります。
    この手続きに従わない採決は、正式なものとは認められません。
    なお、採決を取る人(以下、採決者)は、必要ならばこの文章を記事中に引用し、投票者にルールの周知徹底をはかってください。

    1. 採決者の決定
      採決者を決めます。特に問題がなければ、提案をした人がなります。
      もし都合が悪ければ、代理を立てることもできます。
      その場合、代理人は採決の宣言をするときに、誰の提案に対する採決で、自分が代理であることを明記してください。

    2. 採票者の決定
      票の数をできるだけ正確、かつ公正に数えるための採票者を決定します。
      採票者は、採決者が指名した人もしくは立候補した人がなり、最低2名以上とします。ただし、採決者は採票者にはなれません。

    3. 採決の宣言
      採決者は、採決の対象となる事柄と選択肢、採票者(2名以上)を挙げて、採決の開始を宣言してください。採決の対象とは、提案(提案内容)・代表者選挙・代表者リコールなどです。 採決の選択肢とは、提案の場合なら賛成・反対、選挙の場合は候補者名などです。

      例)
       私が提案した「1記事あたりの最大記事サイズを256KBから128KBにする」という提案に関して、議論期間が終了しましたので、採決を取りたいと思います。
       採票者はAさんとBさんがやっていただけるとのことなので、お願いしました。

       では、採決を以下の内容で開始します。

       採決の対象:「1記事あたりの最大記事サイズを256KBから128KBにする」
       採票者:Aさん、Bさん
       選択肢:
       

         
      • 改正に賛成  
      • 改正に反対  

    4. 投票権
      投票権は、afj参加者の平等な権利です。
      投票権は、1つの採決につき1人1票です。

      提案者、採決者、採票者、afj代表者も等しく投票権を持ちます。

    5. 採決の実施
      採決は、示された選択肢の一つを明記した投稿を一票とし、多数決により決定します。 ただし、同一人物による複数票は無効とします。 また、票を投じる人は、あくまで票のみの記事としてください。票に対する意見や票を投じた人へ意見を述べるフォローはしないでください。 採票者は有効票を採決期間の間、数えます。

      票に関して感想を述べることは、あまり好ましいとは言えません。
      場合によっては、けんかの元になりかねません。
      なお、票だけの記事ならば、結果的にほかの記事に対してのフォローの形を取ってもかまいません。
      ただし、元記事が見える場合には、元記事に対してのフォローとすることをお勧めします。

    6. 採決に関する期間
      投票の期間は3日間とします。この間に投稿された有効票を数えて、採決とします。
      採決宣言より採決期間を過ぎて投稿された票は無効です。投稿日時の判定は、記事の送信時刻により行います。
      採票期間は4日間です。サーバ間の配送のずれを考慮し、投票終了から1日間、採票し続けます。

      投票期間と採票期間が違うことに注意してください。
      投票期間より採票期間が長いのは、投票期間ぎりぎりの投票が、正しく採票されるようにするための措置です。
      ただし、採票期間中であっても、投票期間を過ぎた投票は無効ですから、採票者の人は送信時刻に注意しながら採票を行ってください。

    7. 採決結果の報告
      採票者は、それぞれが数えた票数を報告してください。票数は、各選択肢ごとに平均(少数点以下切り捨て)を計算し、これを結果とします。 採決者は、採決の結果を採決が行われたグループにて報告してください。

      例)
      採決の結果を報告します。
      採票者をしていただいたAさんとBさん、ありがとうございました。

      Aさんの結果:賛成 8票、反対 5票
      Bさんの結果:賛成 6票、反対 7票

      よって、

      賛成:7 [=(8+6)/2]
      反対:6 [=(5+7)/2]

      上の通り、提案は可決されました。
      この採決結果および、提案内容に関しては代表者のxxxさんにメールにてお知らせしています。

      今回の提案、議論、および採決に参加してくださった皆さんには、この場を借りてお礼申し上げます。

  9. afj代表者について

    afj*代表者は、このルールの管理と改正執行を目的として存在します。

    1. 代表者について

      afj代表者は

      • 議決権を持たない

        代表者の一存で採決の結果を決めることはできません。
        ただし、一般参加者と同じく、投票する権利はあります。

      • ルール改正を提案者の要請にしたがってのみ行う

        代表者の一存でルールを書き換えることはできません。

      • ルール改正要請に対して、拒否権を持たない

        代表者の一存で、正当な要請によるルール改正を拒否できません。

      • 任期は、リコール請求の可決、または本人の辞任要求によって、後任の代表者が決定した上で、引継ぎが宣言された時点までとします

        後任が決まるまでは、現在の代表者が継続します。

      • afj*に投稿された記事全体に対する責任を負う義務はない。

        代表者はあくまでルールを「代表して」書き換えるだけであり、afjを代表するわけではありません。

    2. 代表者の交替について

      代表者の後任募集は、1週間の募集期間と、採決によって行われます。 後任決定後、現任の代表者は後任代表者にメールにて必要な引継ぎを済ませた後で、代表 者交替を宣言してください。

    3. リコールについて

      もし、参加者が現任代表者を不適格と思う場合は、リコールを請求できます。 リコール提案は、1週間の会議期間の後、8を参照して採決をとってください。 ただし、リコール提案する人は、リコールした理由を明確にしてください。

      代表者に関する事項に違反したり、明らかに不適格と思われる場合の対処法です。

    4. 代表者の権限

      代表者は、上に挙げる以外の特殊な権限を一切持ちません。

  10. ルール変更履歴

    1998/02/19
    草案2.5 提出
    1998/02/24
    公布
    1998/05/14
    1日あたりの最大投稿記事数の制限について、期限付きの緩和
    1998/07/15
    提案・採決に従い、1日あたりの最大投稿記事数の制限を緩和
    提案・採決に従い、提案・採決にかかる日数を短縮
    1999/08/01
    提案・採決に従い、記事サイズに関する規制を期限付きで緩和
    1999/09/02
    提案・採決に従い、記事サイズの緩和を正式ルール化
    2001/08/13
    提案・採決に従い、英語版ルールブックを正式採用